自分で自分をいたわること

新年の緊張感もそこそこに1月が去り、2月が早足でやって来ました。
個人事業主にとってはめんどくささの極み、確定申告がやって来ます。
教育現場では、卒業と受験と新入学の準備と対応に追われる季節でもあります。

つまり、私にとってはとにかく身体と頭がフル回転する季節です。
そこで今日は、今の私に必要な「自分で自分をいたわること」について書いてみようと思います。
良ければ参考にしてみてください。
昨年から自身のケアのために「マインドフルネス」「瞑想」の研修を続けています。

基本は呼吸に意識を向けて、過去や未来でなく現在の感覚を感じ体験する…しかし、それがとても難しい!
昨日楽しかったことや嫌だったこと、将来の心配など、人間の脳は常にいろんな事を考えているようで今の体験だけには集中させてくれません。
だから1回でなく、毎日少しずつ筋トレのように練習していきます。

特に今年は、その中でも「セルフコンパッション」という「不完全な自分をありのまま受け入れ、自分を思いやる」瞑想を練習しています。
これが簡単なようで、一筋縄ではいきません。子どもの時から他者に言われてきた「今のままではダメだ、もっと頑張らないと!」という経験や刷り込み、社会のルールや常識と言われる物差しに縛られて、ありのままの自分を受け入れるのは意外ととても困難です。

自分に優しく温かい声かけができることが一番ですが、出来にくい場合は「もし同じ事を自分の大切な人(ペット)が体験していたら、どんな声かけをするか?」で考えてみます。
私は特にストイックでも真面目でもないのですが自分に優しい声かけというのが難しいので、今はここから練習しています。
「大丈夫、何とかなるよ」「いつも頑張っててえらいね」「無理しないでね、健康を祈ってる」「ずっと側にいて応援してる」

最初はなんだか気恥ずかしいですが、温かい言葉のストックは自分だけでなく、いつか他人にも使うことができる素敵な救急箱になると思います。

↑セルフケアについては、この厚生労働省のホームページもわかりやすいです。

私のやり方がみなさんに合うとも限りません、
皆様にとってしっくりくるケアが見つかりますように(ΦωΦ)

京都市・御所南カウンセリングルーム 猫庵

この相談室は京都・御所の近く、鴨川や個性豊かなお店が多い場所にあります。 皆さんがほっと安心できるような場所を目指しています。 猫はいません、猫が苦手な方も遠慮なくお越し下さい。 不安や生きづらさ、発達や不登校、子育てのご相談などお聞かせください。 臨床心理士・公認心理師の資格を持ち、現在まで20年近く、家族の相談に関わってきた女性相談員が対応させて頂きます。 秘密は固くお守りします。

0コメント

  • 1000 / 1000