コロナ禍における心の健康について
なんだかかたい題名ですね(笑)
今日は臨床心理士のZoomでの研修がありました。
この資格は取得するのも、維持するのもなかなか難しい資格です(ある意味、国家資格である公認心理師よりも難しい)。
資格を維持するためには、協会に認定された研修や学会への参加が必要なため、仕事がない土日も自主的に自腹で勉強している人が多い資格です。
今日の研修は、緊急事態への対処でした。
withコロナという言葉が定着しましたが、緊急事態宣言は続き、生活の様々な面で深刻な事態が続いています。
こどもたちの不安が大きくなる場面のひとつに、鼻マスクをしている人を見る、給食時にしゃべる人がいる(黙食ができない)、などがあります。
不安な気持ちも充分わかります。しかしそれがその人への攻撃になってしまう場合もあります。子どもたちの間でも大人同様に、不安からくる差別や偏見の一端があらわれているようで悲しいです。
今日の研修では、こどもたちに接する上で必要なポイントがあげられていました。
・子どもたちの声に積極的に耳を傾ける
・不安な気持ちを出してもいいと伝える
・わかりやすく事実に基づいた正確な情報を教える
・セルフケアやリラックスの機会を作る
みなさんも日々の生活で気をつけていただいていると思います。少しでも参考になりますように。
そしてこの相談室でも、ストレスやその対応について資料など使いお話することができます。どうぞご利用ください。
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