心理学とは
みなさんが「心理学」と聞いて思い浮かべるのはどんな事でしょうか?
心理テストや催眠術、人を思い通りに操る方法…など、とてもおもしろそうですよね。
心理学は英語でpsychologyといいます。
「心」をあらわすpsychoと「科学的な学問」をあらわすlogy がくっついています。
そこからさらにさかのぼると、psychoは古代ギリシャ語のプシケー(psyche)から来ています。もともとは「呼吸」を意味し、そこから「心」や「魂」をあらわすようになりました。
ほかには「蝶」という意味もあるようです。昔の人も、心は蝶々みたいにつかみどころのないものだなあ…と感じていたとすると、親近感を覚えますね。
このように実際の心理学は科学の分野のひとつです。つまり、大学や大学院では科学的な根拠や効果がはっきりしている検査を習得し、調査研究や実験を行い、カウンセリングの記録を取るなどして振り返りながら、心理学の基礎を学びます。
そして臨床心理士という資格は更新制なので、みなさん実費で学会に入っていたり、月に何回か研修をしたり、常に新しい情報をアップデートする必要があります。
…実際の心理学はわりと地味な作業の積み重ねなのです。
巷には心理テストもどきがたくさんありますね。
「この質問で犬を選んだあなたは活動的なタイプ!」なんて簡単にわかるわけないけれど、つい私も遊んでしまいます。
自分のことを知りたいというのは、昔から人間の基本的な欲求なのかもしれませんね。
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